大切なものをつなぐシンボルを描く

一画目の線は「たくす」
二画目の線は「むかえる」を表しています

大切にされてきた時間を想いながら、紙に滲むほど、いや滲んでいくのを待ちながら、ゆっくりと筆を動かしました

時間をおいて今度は下から、またゆっくりと新たな持ち主のもとで大切にされてゆくことを想いながら

線と線との交わりは、やさしく手と手を取り合うような、そんなことをイメージしています

二本の線を書きおえたとき、いままさに飛びたとうとする一羽の鳥の姿が浮かび上がりました

それはまさに「つなぐ」姿そのもの

次に大切にしてくださる方のもとへと旅立つようすを表しています

「たくす」と「むかえる」、二本の線が交わって初めて「つなぐ」が生まれる

目に見えない時間を描くことができたような、そんなシンボルがブラニカらしいな、と感じています

このマークが長く愛されていくシンボルとなるよう、これからも一つ一つ大切につないでゆきます