汗ジミ防止の日頃のお手入れについて

こんにちは。ブラニカリパブリック店主の新宮です。

今日は夏場のお洋服の汗ジミ対策をご紹介させていただきます。

以前、皮脂汚れが原因である黄ばみの落とし方をご紹介しましたが、今回は汚れになる前のお手入れについてお話していきたいと思います。

汚れに気づいたらすぐに洗濯をしたり、前処理をしたりしなければ汚れは落としにくくなってしまいます。そうなる前に、そもそも汚れにならないように、大切なお洋服をお手入れしていきましょう。

汗ジミの原因はなに?

汗は時間が経つと酸化して変色し、汗ジミになります。ということは、人が汗をかきやすいところがお手入れのポイントになるんですね。

汗ジミはどこにできるか

私は古着屋という職業柄、今までに星の数ほどの古着を見てきましたが、黄ばみ汚れのある箇所というのは、実はだいたい決まって同じところにあります。

  1. まずはじめに思いつくのはやはり襟。首周りの皮脂汚れは天敵です。折り目の部分まで丁寧な手入れが必要です。
  2. そして脇。特に男性や汗っかきの方は要注意です。
  3. 最後に手首。久々に着てロールアップしたときに黄ばみ汚れを発見することも。

長袖のシャツを思い浮かべながら読んでいただくとよりイメージが湧いてくると思います。お手元に長袖のシャツがあれば、実際にシャツを見ながら読むとよりわかりやすいと思います。

お手入れの方法

それでは具体的な汗ジミ対策についてお話していきます。

生地の厚みや種類によってお手入れに使用するものが違いますが、汗ジミ対策のお手入れはとにかく汗を拭き取ると覚えておきましょう。

綿(コットン)や麻(リネン)や毛(ウール)の場合

用意するもの:タオル、水、ペーパータオル(なければトイレットペーパーでも可能)

まずはお手入れしたいお洋服の品質タグを見てみましょう。綿や麻や毛を使用した衣類であれば、次のようにお手入れしてください。

  1. ペーパータオルを汗をかいた箇所の裏側に入れます。
  2. タオルを濡らして表側からトントンと叩きます。※タオルはおしぼりくらいの水分量で大丈夫です。汚れをペーパータオルに移し取るようなイメージでやりましょう。
  3. お手入れを終えたら、ハンガーにかけて乾かします。

これだけです。トイレットペーパーでも可能ですが、キッチンペーパーなどペーパータオルをおすすめします。ご自宅にあるものでできるカンタンお手入れですが、こまめなお手入れが洋服の寿命をぐっと伸ばしてくれます。

絹(シルク)の場合

基本的な手順は上記の方法(綿、麻、毛)と同じですが、シルクはデリケートな素材ですので、より優しく行うと覚えておきましょう。

シルクのお手入れのポイント

◯シルクは水に弱いので、タオルの水分を極力少なくするため、固く絞ります。※水分が多いとシミの原因になってしまうことがありますので注意してください。

◯生地がデリケートなため、叩き出すよりも押し出すくらいのイメージで優しくトントンしましょう。

以上です。

大事なのは生地の種類やお洋服によって叩く強さや水分の量を変えるということです。コットンジャケットなどしっかりとした襟元には水分も多く、叩く強さも強くします。それぞれのお洋服と向き合ってお手入れしていくことが必要ですね。

対処までの時間について

着てから汗ジミになるまでのタイムリミットは約2週間とも言われています。

しかし着た後すぐにお手入れすることを習慣にしていくことが大切だと私は考えます。

こまめなお手入れが難しい方は、洗濯機横に前処理待ちのカゴを作っておいて、汗ジミのお手入れを洗濯前の前処理の習慣にするのも良いかもしれません。

 

お気に入りのお洋服が汗ジミで着られなくなってしまうことはとても悲しいです。そうならないように日頃から正しいお手入れをして愛情を注いでいきましょうね。

 

 

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